カテゴリー: そもそも話

  • 黒糖と白砂糖のカロリー・栄養価の違いとは?

    こくとーくん

    こんにちは、こくとーくんです。
    本日は「黒糖と白砂糖のカロリーや栄養価の違い」について、わかりやすくまとめてみました。

    「黒糖の方が体に良いって聞くけど、実際どこが違うの?」という方にも、参考になる内容となっています。ぜひ最後までご覧ください。

    黒糖と白砂糖のカロリーの違い

    まずは気になるカロリーの違いから見ていきましょう。

    • 黒糖のカロリー:100gあたり 約352~354kcal
    • 白砂糖(上白糖やグラニュー糖)のカロリー:100gあたり 約384~391kcal

    数字だけ見ると、黒糖の方がやや低カロリーであることがわかります。
    大きな差ではないものの、日常的に使う砂糖を変えることで、ちょっとしたカロリーコントロールにつながるかもしれません。

    栄養価の違いについて

    黒糖の栄養価の特徴

    黒糖は、サトウキビの搾り汁をほとんど精製せずに作られているため、自然な状態でミネラルやビタミンB群を豊富に含んでいます。

    特に注目したいのが以下の成分です:

    • カリウム(1,100mg / 100g):塩分の排出を助け、むくみ対策にも◎
    • カルシウム(240mg / 100g):骨や歯の健康に欠かせない成分
    • (4.7mg / 100g):貧血予防に役立つ
    • マグネシウム、ビタミンB1・B2、ナイアシン なども含有

    白砂糖の栄養価

    白砂糖は高度に精製されており、ほぼ純粋なショ糖(炭水化物)で構成されています。
    そのため、ミネラルやビタミンといった栄養素はほとんど含まれていません

    栄養成分の比較表(100gあたり)

    成分黒糖白砂糖(上白糖)
    カロリー352〜354kcal384〜391kcal
    カリウム1,100mg2mg
    カルシウム240mg1mg
    マグネシウム31mgTr(ごく微量)
    4.7mgTr(ごく微量)
    ビタミンB10.05mg0mg
    ビタミンB20.07mg0mg
    ナイアシン0.8mg0mg

    まとめ:健康や美容を意識するなら、黒糖を選ぶ価値あり

    黒糖は、白砂糖と比較してカロリーがやや控えめであることに加え、ミネラルやビタミンB群が豊富に含まれているというメリットがあります。

    日々の食生活の中で砂糖を使う機会は多いですが、
    「どうせ甘さを加えるなら、体にもやさしいものを選びたい」
    そんなときには、ぜひ黒糖を選んでみてはいかがでしょうか。

    もちろん、どちらも適量を守ることが大切ですが、健康や美容を気にされる方にとって、黒糖はおすすめできる選択肢のひとつです。

    参考文献・出典

    1. 奄美物産公式サイト
    2. コスモス食品コラム
    3. 黒糖屋ブログ
    4. 沖縄黒砂糖協同組合


  • 黒糖とは?白砂糖との違いとその魅力について

    こくとーくん

    こんにちは、こくとーくんです!
    この記事では、黒糖(黒砂糖)とは何か、白砂糖との違い、そして黒糖の魅力についてご紹介します。

    「黒糖って体にいいって聞くけど、実際どう違うの?」
    そんな疑問を持つ方に向けて、できるだけわかりやすくまとめました。


    黒糖(黒砂糖)とは?

    黒糖とは、主に沖縄県や鹿児島県の離島などで生産される伝統的な含蜜糖(がんみつとう)です。
    原料はサトウキビのみ。サトウキビの搾り汁をそのまま煮詰め、冷やし固めるという非常にシンプルな製法で作られます。

    この製法により、黒糖にはサトウキビ由来のミネラル(カリウム・カルシウム・鉄など)やビタミンB群がそのまま残っており、精製された白砂糖とは大きく異なります。

    見た目は黒褐色。固形や粉末の形で流通しており、味わいはコクのあるまろやかな甘さほんのりとした苦味が特徴です。


    白砂糖との違いは?

    黒糖と白砂糖は、どちらもサトウキビなどから作られる砂糖ですが、その製造方法や成分、風味に大きな違いがあります。

    項目黒糖(黒砂糖)白砂糖(上白糖・グラニュー糖)
    原材料サトウキビのみサトウキビまたはテンサイ(砂糖大根)
    製造工程搾り汁を煮詰めてそのまま固める搾り汁から不純物を除去し精製
    精製度ほとんど精製しない(未精製)高度に精製
    ミネラル等カリウム・カルシウム・鉄などを含むほとんど含まれない
    甘み・風味コクがあり、まろやかな甘みと独特の香りクセのない純粋な甘み
    ショ糖含有量約75~86%約97%以上
    カロリー約354kcal/100g(やや低め)約384kcal/100g(やや高め)
    用途料理、菓子、飲料、直接食べることもある幅広い用途(料理・菓子・飲料)

    製法と栄養のちがい

    黒糖は、サトウキビの搾り汁をほぼそのまま使っているため、加工の過程で栄養が失われにくいのが特徴です。
    そのため、以下のような栄養素を自然な形で摂取することができます:

    • カリウム:塩分の排出を助けるミネラル
    • カルシウム:骨や歯の形成に必要
    • 鉄分:貧血予防に
    • マグネシウム・ビタミンB群:エネルギー代謝をサポート

    対して、白砂糖はショ糖のみを高純度で結晶化しているため、これらの栄養素はほとんど含まれていません。


    風味と使い道の違い

    黒糖はそのまま食べても美味しいですが、特に煮物や和菓子、ドリンクとの相性が抜群です。
    例えば:

    • 煮物に加えると、コクとまろやかさがアップ
    • 黒糖ようかんや黒糖まんじゅうなどの和菓子にも使用
    • 黒糖ラテや黒糖ジンジャーティーなどのドリンクにもぴったり

    一方で白砂糖は、味や香りにクセがないため、どんな料理やお菓子にも万能に使えます。


    まとめ

    黒糖は、精製されていない分、自然な栄養と深い風味が魅力のお砂糖です。
    一方の白砂糖はクセがなく、扱いやすいという点で優れています。

    「甘さをどう楽しみたいか」「栄養面をどう考えるか」によって、うまく使い分けていくのがおすすめです。

    今後もこのブログでは、黒糖に関する情報やレシピ、商品レビューなどを発信していきますので、よろしければまたのぞいてみてください。